産後にアロママッサージを再開するタイミングや効果を解説
目次
①産後にアロママッサージを再開するタイミング
②産後のアロママッサージがおすすめな理由
③産後のアロママッサージの注意点
④今回のポイント
産後はホルモンバランスの乱れにより、気分が落ち込んだり疲れやすくなるもの。
育児ストレスはもちろん、産後の自分の体型に自信をなくし、余計に気分が塞ぎ込んでしまうこともあります。
「もう限界!」となる前に、おすすめなのがアロママッサージです。
アロママッサージは体を癒す効果や、孤独感や疎外感をやわらげる効果もあり、産後のママに必要な施術とも言えます。
では、産後いつからアロママッサージを受けていいのか?見ていきましょう。
①産後にアロママッサージを再開するタイミング
ズバリ、目安は産後2ヶ月〜3ヶ月です。
出産方法や体の状態は人それぞれなので、産婦人科のお医者さんにアロママッサージを受けることを相談しておくと安心です。
赤ちゃんの定期健診の時にでも、気軽に伝えてみてください。
産後1ヶ月足らずで、癒しやボディケアのためにエステ通いを再開する方も珍しくありません。
帝王切開の場合は傷口の治りを優先することが大切ですが、産後1ヶ月ほどでお腹引き締めのエステを受ける方もいます。
産後6ヶ月後を目標に体型を戻す方も多く、早めのエステ再開を希望する方は多いです。
医師の許可が出れば安心してアロママッサージをはじめエステ通いを再開できると思うので、急ぎの方は早めに医師の確認を取りましょう。
また、伸びた皮膚のケアを重点的に行う産後エステとは違い、アロママッサージはリフレッシュするための施術なので、その点は頭に入れておきましょう。
産後は赤ちゃんから目が離せない状況で、アロママッサージを受けに行くには信頼できる人の協力が必要になりますが、上手に甘えてみてくださいね。
これを読んでいる方が男性なら、ぜひ奥さんが出産した後しばらくしたら「アロママッサージ」を提案してあげてください。
「いつもありがとう、たまにはアロママッサージで癒されておいでよ」なんて言葉を添えるとさらに喜ばれることでしょう。
アロママッサージは精油を使用するため流産や妊娠中毒症を引き起こす可能性があり、妊娠中からアロママッサージを我慢してきたママは、きっと産後のアロママッサージを心待ちにしているはず。育児で気持ちも不安定になりがちなので、メンタルケアとしてもアロママッサージを勧めてみてくださいね。
②産後のアロママッサージがおすすめな理由
産後にアロママッサージがおすすめな理由を挙げると、
● むくみが改善される
● 不安感が軽減する
● 気持ちが前向きになる
の大きく4つです。
細心の注意が必要な上、何事も思い通りにならない育児では、身体的にも精神的にも大きなダメージを受けるものです。
「産後ずっと疲れが取れない」ということも珍しくなく、「産後鬱」になってしまうこともあります。
精神的な疲れは身体的な疲れよりも長引きやすく、真面目な人ほど産後の育児で悩んでしまうことでしょう。
ママは育児の他にもやることは盛りだくさんで、美容や健康に時間をかける余裕なんてありません。
身体的な疲れ、精神的な疲れは自宅で解消するのが難しいので、外に出て時間を作ることも重要です。
月1のアロママッサージの予定があるだけでも、心のよりどころになるものですよ。
アロママッサージではまず、疲労感が軽減されます。アロママッサージはリラックス効果が高い施術なので、眠ってしまう人も多いです。
特に疲れが溜まっている産後のママは、久しぶりの「お一人さま」の時間に癒されることでしょう。
かつ気持ちの良いマッサージで、溜まった疲れやストレスを解消し、気持ちも少し明るくなります。
アロママッサージは精神的なメリットも多く、ネガティブな気持ちも吹っ飛ばすことができるので、心と体の健康を保つのにもってこいの施術です。
授乳や抱っこで肩や腰痛の痛みを訴えるママも多いですが、アロママッサージでリンパの流れをスムーズにすると痛みがやわらぐこともあります。
また、痛みをやわらげる効果があるジャスミンや、ホルモンバランスを整える効果があるイランイランやゼラニウムは産後のアロママッサージでもよく使用される精油です。
③産後のアロママッサージの注意点
産後であることは、予約時に伝えておきましょう。
産後のアロママッサージは背面を中心に施術していきますが、特にコリが溜まっている肩・腰をほぐし、足のリンパなどを流していきます。
産後3ヶ月未満は受け付けていないサロンもあったりするので、施術ができるかどうかも事前に確認しておいてください。
体に負担がかからないフェイシャルエステなどは産後1ヶ月未満でも受け付けていたりしますが、ボディのマッサージとなると慎重になるサロンが多いです。
アロママッサージでは精油も使用しますし、3ヶ月以降から受け付けているところが多いのではないでしょうか。
「授乳中は受付していない」という場合もあります。
④今回のポイント
● リラックス効果が高く疲労感が軽減される
● 孤独感や疎外感をやわらげることもできる
● 施術ができるかどうかを事前に確認する